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見た目が気にならないなら、矯正するメリットはないですか? [2019年09月02日]

見た目が美しいことに一切のデメリットはないですが、
その点にどれくらいのこだわりを持つのかは人それぞれです。
歯並びが悪ければ口元の見た目は悪くなりますが、それが気にならない人だっているでしょう。
では、口元の見た目が気にならない人にとって、矯正はメリットのない治療と言えるのでしょうか。

歯並びが悪いと噛み合わせも悪くなる

歯並びが悪ければ噛み合わせも悪くなります。実は、矯正のメリットは口元の審美性を高めるだけでなく、
噛み合わせを改善できることも挙げられており、噛み合わせが悪いことは深刻な問題です。
確かに、噛み合わせが悪いことは病気ではありません。しかし、次のような問題を引き起こしてしまいます。

噛み合わせが悪いと虫歯になりやすい

歯並びが悪くて噛み合わせも悪くなっている場合、虫歯になるリスクが高まります。
なぜなら、歯並びが悪いことで歯磨きがしづらくなり、そのため磨き残しが増えてしまうからです。
歯並びの状態によってはデンタルフロスも通らず、除去できるプラークの割合は限られてしまいます。

噛み合わせが悪いと歯周病になりやすい

噛み合わせが悪いと、噛み合わせた時に特定の歯に過剰な力がのしかかり、
これが歯はもちろん、その下の歯肉にまでダメージを与えてしまいます。
そうなると歯肉に炎症が起こってしまい、そこから本格的な歯周病に進行することもあるのです。

噛み合わせが悪いと肩こりや頭痛が起こりやすい

噛む時にはそれに応じた筋肉が使用され、これが広頸筋や側頭筋と呼ばれる筋肉です。
広頸筋は首から肩にかけてつながっており、側頭筋は顎の関節から頭の横にかけてつながっています。
噛み合わせが悪いとこれらの筋肉が影響を受けてしまい、肩こりや頭痛を引き起こしてしまうのです。

噛み合わせが悪いと顎関節症になりやすい

口が開かない、顎を動かす時に音がするなど、顎関節症になると様々な症状が起こります。
この顎関節症は、例え噛み合わせが正常な人でも発症することがありますが、
噛み合わせが悪い人は発症しやすくなり、また重症化もしやすくなるのです。

子供の矯正と大人の矯正

矯正は子供の時に行うケースが多いですが、もちろん大人になってからでも矯正は可能です。
ただ、子供の時に矯正を行うケースが多いのは、大人になってから行うよりもメリットがあるからで、
例えば次のメリットが挙げられます。

非抜歯で矯正できる確率が高い

永久歯が生えそろい、顎の成長も終えた大人の場合、歯を綺麗に並べるためのスペースを確保できません。
そのため抜歯でスペースを確保するのですが、子供の場合は歯や顎の成長を正常に促しつつ矯正できるため、
大人が矯正を行う場合に比べて非抜歯で矯正できる確率が高くなるのです。

簡単な矯正で歯並びを改善できる可能性がある

子供の矯正の場合、第一期治療と第二期治療の2回に分けて行います。
これは、第二期治療が大人同様の本格的な矯正になりますが、
第一期治療の成果次第では第二期治療が不要になり、その場合簡単な矯正だけで歯並びを改善できます。

大人になってから歯並びで悩まずにすむ

審美性を気にするのは、年齢的に考えて子供よりも大人でしょう。
しかし、大人になった時に歯並びが気になって矯正しても、治療が終わるまでには1年以上かかります。
一方、子供の時に矯正しておけば、美しい歯並びの状態で大人になれるのです。

痛みが小さい

矯正ではどうしても痛みを感じてしまいますが、子供の矯正と大人の矯正では痛みの程度に差があります。
痛みが小さいのは前者のケース…つまり、子供の時に矯正を行う場合で、
これは子供の歯はやわらかくて動きやすいため、歯が動く時の痛みが大人に比べて軽くすむのです。

矯正は審美目的だけの治療ではない

これまでの説明から分かるとおり、矯正は審美目的だけの治療ではありません。
健康保険が適用されないですし、確かに審美目的の治療であることは間違いないですが、
それだけでなく噛み合わせを改善できるなど、健康目的も含まれた治療です。

このため、例え口元の見た目が気にならない人でも矯正するメリットはありますし、
審美性が高まる上に大切な歯を守れると考えれば、矯正には費用に見合った価値があることが分かります。
もちろん大人でも矯正はできますし、矯正は歯並びが悪い全ての人におすすめできる治療です。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、矯正の「審美性の向上」以外のメリットについてまとめます。

1. 歯並びが悪いと噛み合わせも悪くなる :噛み合わせが悪いと虫歯や歯周病にもなりやすい
2. 子供の矯正と大人の矯正 :子供でも大人でも矯正できるが、タイミングとしては子供の時に行うと良い
3. 矯正は審美目的だけの治療ではない :矯正は審美目的だけでなく健康目的も含めた治療

これら3つのことから、矯正の「審美性の向上」以外のメリットについて分かります。
確かに口元の見た目をそれほど気にしない人はいるでしょうが、
自分の歯の健康に興味がない人はいないでしょう。矯正することで虫歯や歯周病を予防しやすくなりますし、
噛み合わせの改善によって、噛み合わせの悪さが原因による肩こりや頭痛の解消も可能です。
このため、例え口元の見た目にこだわらない人でも、健康目的という点で矯正するメリットはあります。

初めて入れ歯を使うので不安です。入れ歯の注意点があれば教えてください [2019年08月01日]

歯を失った人が入れ歯にすれば、今までと違って再び噛めるようになります。
しかし、初めて入れ歯を使う人からすれば、そんな期待よりも不安の方が大きいのではないでしょうか。
何しろ口の中に人工物を入れるわけですし、今後は毎日ケアもしなければなりません。
そこで、初めて入れ歯を使う人に向けて、使用上においての注意点をお伝えします。

食事の注意点

入れ歯を使用する上で最も注意すべきなのは食事です。

注意点1. 噛み方

入れ歯の欠点として「外れやすい」と挙げる人がいますが、これは噛み方に問題がある可能性が高く、
シーソー状の入れ歯は一方だけで噛む癖があると、もう一方が浮き上がってしまうのです。
このため、食事の時は左右の歯で均等に噛むようにしてください。

注意点2. 食材の選択

まず、あまり硬いものを食べることはできず、これは入れ歯の咬合力が天然の歯に比べて弱いためです。
このため、食材も噛みやすい大きさに切る必要がありますし、
入れ歯と粘膜の間に食べカスが詰まることのないようにしなければなりません。

注意点3. 飲食物の温度

総入れ歯の場合に言えることですが、入れ歯はその仕様上、温度を感じにくくなっています。
このため、本来なら熱くて飲食できないものも平気で飲食できてしまい、
熱さへの感覚が鈍くなってしまうため食事の時は火傷に注意しなければなりません。

ケアの注意点

入れ歯は天然の歯同様に毎日ケアが必要で、それを怠ると入れ歯の劣化や健康面に問題をもたらします。

注意点1. 就寝時は外す

せっかく歯を手に入れたことで就寝時も入れ歯をつけておきたい気持ちは分かりますが、
入れ歯をつけっぱなしにすると粘膜に炎症が起こりやすく、
1日数時間は粘膜を休ませてあげなければなりません。このため、就寝時は入れ歯を外しておきましょう。

注意点2. 外している時は水につけておく

入れ歯にとって天敵となるのが乾燥で、入れ歯は乾燥すると歪みなどの変形を引き起こします。
このため、外している時は必ず入れ歯を水につけておきましょう。
ちなみに殺菌効果を考えて熱湯につける人がいますが、これも変形の原因になるので注意してください。

注意点3. 定期的にメンテナンスを受ける

どんなに丁寧に使用しても、その過程で人工物は劣化していきます。
入れ歯もその例外ではなく、使用する中で入れ歯の高さが合わなくなることもあるでしょう。
このため、定期的にメンテナンスを受けてその都度入れ歯を調整してください。

破損や紛失の注意点

入れ歯の破損や紛失には注意が必要で、再製作となると余分なお金がかかってしまいます。

注意点1. 破損

よく聞くのが、洗浄中にうっかり入れ歯と落としてしまうケースです。
充分な耐久性を持っているものの、入れ歯は落下させると割れてしまうことがあり、
その場合は自身で修理せずに歯科医院に行かなければなりません。

注意点2. 紛失

特別養護老人ホームなど、高齢者が集まる場所だと入れ歯を紛失させてしまう人がいます。
しかし、入れ歯は製作後半年以内では保険で新品の入れ歯の再製作ができなくなっており、
保険適用のためには何らかの証明書が必要になるなど、市町村によって対応が異なるので面倒です。

注意点3. アルコール消毒は厳禁

入れ歯をアルコールで消毒すると、入れ歯が変形や変質してしまうことがあります。
これはケアにも関係する部分ですが、入れ歯を浸す液体は水にしてください。
ちなみに、上記でも触れましたが熱湯による消毒もアルコール同様に厳禁です。

オーダーメイドの入れ歯について

入れ歯は保険診療ですが、高品質にこだわるならオーダーメイドの入れ歯にする選択肢もあります。
オーダーメイドの入れ歯は自由診療になるため費用が高くなるものの、
保険診療の入れ歯に比べて多くのメリットがあります。

まず装着感の良さで、これはその人のサイズにピッタリと合った入れ歯を製作できるためです。
また、熱を感じにくいという入れ歯の欠点も解消されていますし、
人工歯の白さも幅広く調節可能なため、審美性もこだわったものになっています。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、初めて入れ歯を使う人に向けた注意点についてまとめます。

1. 食事の注意点 :左右の歯で均等に噛む、食材の硬さや大きさに注意する、火傷しやすいので注意する
2. ケアの注意点 :就寝時は外す、外している時は水につけておく、定期的にメンテナンスを受ける
3. 破損や紛失の注意点 :落下させると割れることがある、製作直後の紛失は保険で再製作できないなど
4. オーダーメイドの入れ歯について :自由診療になると高品質のオーダーメイドにする選択肢もある

これら4つのことから、初めて入れ歯を使う人に向けた注意点について分かります。
こうやって注意点を挙げると、どうしても注意点の多さに不安になってしまうかもしれません。
しかしその点については何も心配なく、実際には入れ歯の治療時に歯科医から詳しく説明があります。
逆に言えば、こうした説明をしない歯科医の元で入れ歯治療を受けるのはおすすめできず、
ただ入れ歯を製作するだけでなく、注意点やメンテナンスを大切にする歯科医院で治療を受けましょう。

矯正は子供の時に行った方が良いと聞きますが、その理由を教えてください [2019年07月01日]

矯正は子供でも大人でも可能な治療ですが、大人の方が治療に興味があるでしょう。
歯並びを美しく見せたいと思う大人は多いでしょうが、子供がそう思うことはあまりないでしょうからね。
しかし、子供と大人で比較した場合、治療のタイミングとしておすすめなのは前者…つまり子供です。
そこで、ここでは矯正を子供の時に行った方が良い理由を解説します。

非抜歯で矯正できる可能性が高い

絶対というわけではないですが、大人に比べて子供の矯正は非抜歯で行いやすくなります。
矯正で歯並びを改善するには、歯を綺麗に並べるためのスペース確保が必須です。
しかし大人の場合は既に歯や顎が成長を終えており、言わば歯並びが完成した状態になっています。

このため、スペース確保のために抜歯が必要になりやすく、それが大人の矯正のデメリットでもあります。
一方、子供は永久歯が生えそろっていない上に顎も成長期の段階ですから、
治療の過程で正常な成長を促し、非抜歯でも矯正できるだけのスペース確保がしやすいのです。

本格的な矯正の治療期間が短くなる

子供の矯正は第一期治療と第二期治療の二回に分けて矯正を行います。
このうち、大人同様の本格的な矯正は第二期治療であり、
第一期治療は永久歯が正常な位置に生えそろうよう成長を促すのが目的です。

第一期治療を行うことで、子供の場合は永久歯が生えそろった時に歯並びが凸凹になりにくく、
そのため第二期治療…つまり本格的な矯正の治療期間が長引きにくいのです。
また、第一期治療の成果次第では第二期治療が不要になることすらあります。

大人になってから歯並びで悩まない

歯並びが悪いと口元の見た目が悪くなりますが、それが気になるのは子供よりも大人です。
実際、歯並びの悪い子供に親が矯正をすすめても、治療を嫌がる子供がほとんどではないでしょうか。
しかし、子供の時に矯正しておけば大人になった時に綺麗な歯並びの自分でいられます。

一方、大人になってから矯正すると最終的に歯並びは改善されるものの、
矯正が終わるまでには長い期間がかかり、その期間中はずっと歯並びに自信を持てない状態が続くでしょう。
子供の時に矯正しておけば、見た目が気になる年頃になった時に歯並びのことで悩まなくてすむのです。

後戻りや痛みを軽減できる

子供の歯はやわらかくて動きやすく、一方で大人の歯は動きづらくなっています。
矯正を検討している人の誰もが気になるのは治療による痛みの有無だと思いますが、
矯正では歯が動く時に痛みを感じ、その痛みは歯を動かしやすい子供の方が小さなものになるのです。

これは考えてみると分かることで、歯を強引に動かせばそれだけ痛みを感じるからです。
また、子供の場合は矯正した後に後戻りもしにくいため、保定期間も大人ほど長くなりません。
最も、子供の矯正でも痛みと後戻りを完全にゼロにすることまでは不可能です。

通院がしやすい

これはスケジュール的な問題です。矯正は治療期間が長く、その期間中は定期的な通院が必要になります。
ただ、大人の場合は仕事によっては通院がしづらく、
多忙なスケジュールの中で何とか通院の時間を確保する人は珍しくありません。

一方、子供の場合は年齢的に考えてもそこまでスケジュールが埋まっておらず、
例え学校や習い事があっても定期的な通院の時間を確保するのは難しくないでしょう。
治療内容とは無関係ですが、こうした通院のしやすさも子供の矯正ならではのメリットです。

早い段階で虫歯や歯周病を予防しやすい

歯並びが悪いと虫歯や歯周病になりやすく、なぜなら歯が磨きづらくて磨き残しが多くなるからです。
また、噛み合わせも悪いことで歯肉に負担がかかり、それが原因で歯周病になることもあります。
このため、矯正は歯の見た目を美しくするだけでなく歯の健康を守る効果もあるのです。

子供の時に矯正しておけばその効果をより早く得られますから、
少なくとも大人になってからはケアを怠らなければ虫歯や歯周病に悩まされにくくなるでしょう。
一方、大人になってから矯正すれば歯の健康を守りやすい歯並びになるまで時間がかかります。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、矯正を子供の時に行った方がいい理由についてまとめます。

1. 非抜歯で矯正できる可能性が高い :歯や顎の成長を正常な方向を促せるため、非抜歯で矯正しやすい
2. 本格的な矯正の治療期間が短くなる :第一期治療によって歯並びをある程度改善できるため
3. 大人になってから歯並びで悩まない :見た目を気にする年齢になる頃には矯正が終わっている
4. 後戻りや痛みを軽減できる :子供の矯正は大人の場合に比べて痛みや後戻りが小さい
5. 通院がしやすい :子供ならスケジュール的に通院が難しいほどにならない
6. 早い段階で虫歯や歯周病を予防しやすい :歯並びを改善した時点で虫歯や歯周病を予防しやすくなる

これら6つのことから、矯正を子供の時に行った方がいい理由について分かります。
誤解のないよう補足しますが、例え大人でも矯正することに問題ありません。
歯並びを改善すると様々なメリットがあるため、大人でも歯並びが悪ければ矯正するのがベストでしょう。
ただ子供と大人で比較すると、矯正を開始するタイミングとして理想なのは子供になるのです。

矯正の認定医と専門医は歯科医と何が違うのか? [2019年06月01日]

みなさんは歯科医院に在籍する医師を歯医者、もしくは歯科医と呼ぶでしょう。
ただ矯正の経験がある人の中には、そうではなく認定医や専門医と呼んだことがあるのではないでしょうか。
これについて回答すると、矯正の認定医や専門医は特別な資格であり、歯科医であることに変わりありません。
そこで、ここでは矯正の認定医や専門医の意味について解説していきます。

矯正治療を行うための資格

これはどんな業種にも言えることですが、同じ業種の人でも経験と技術はその人によって大きく違います。
矯正は難易度の高い治療であることから、
患者さんからすれば当然経験と技術に長けた歯科医の元で治療を受けたいと思うのが自然です。

ただ現状日本の歯科医師法では、歯科医師免許を所持していれば全ての歯科治療を行えるようになっており、
極端に言ってしまえば矯正治療の経験がゼロの歯科医でも矯正歯科の開業が可能です。
そこで問題なのが、経験と技術に長けた歯科医を患者さんはどうやって探せば良いのかという点でしょう。

矯正の認定医や専門医の資格に注目することは、そんな患者さんにとっての問題を解決でき、
より高いレベルの治療を受けたい場合の歯科医院選びの参考として大変役立ちます。
では、矯正の認定医や専門医はどのような資格なのでしょうか。

日本矯正歯科学会の認定医・専門医制度

歯科の世界では、様々な治療のプロフェッショナルを育成や医療技術の向上を目的とした学会が存在します。
矯正治療における学会で最も会員数が多く規模が大きいのは日本矯正歯科学会であり、
この学会では認定医・専門医の資格制度を採用しているのです。

日本矯正歯科学会・認定医の資格取得の基準

最も基本的な資格であり、認定医の取得するためには次の基準を満たさなければなりません。

・歯科医師免許を有すること
・歯科医師免許取得後、5年以上継続して学会会員であること
・学会指定研修機関において、5年以上矯正歯科研修を修了したもの
・学会の認めた学術刊行物において、矯正歯科臨床に関する報告を発表したもの
・学会倫理規定を遵守するもの

…ポイントは2つ目と3つ目の項目で、これらの基準から最低5年以上の経験が必要なことが分かりますし、
また矯正歯科研修の修了も必須となるため、経験と技術において一定以上のレベルの高さが求められます。

日本矯正歯科学会・専門医の資格取得の基準

専門医の資格を取得するのは難しく、認定医の中で特に技術と経験が優秀であるものに限られます。

・日本矯正歯科学会・認定医の資格を有する歯科医師であること
・10年以上継続して学会の会員であること
・学会の定めた10種類の課題症例を自分で治療しており、
さらにそれら全ての治療結果が学会の定めた基準を満たして合格すること
・過去10年以内に学会の定めた刊行物、もしくは学術集会において矯正歯科に関する発表をしたもの
・学会倫理規定を遵守するもの

…まず最低でも10年以上の経験が必要であり、さらに治療の結果において評価されていなければならず、
専門医は認定医に比べてまだ一段上のレベルの高い資格になっています。

日本矯正歯科学会の認定医・専門医の在籍する歯科医院

日本矯正歯科学会の認定医・専門医の在籍する歯科医院を探すのは簡単で、
これは学会…つまり、日本矯正歯科学会のWEBサイトで検索可能です。
認定医・専門医の在籍する歯科医院を都道府県で検索できますし、その歯科医院の住所や連絡先も分かります。

登録などの操作は必要ないですし、
このWEBサイトを利用すれば近隣で認定医や専門医の在籍する歯科医院を簡単に見つけられるでしょう。
最も、資格の有無だけで決断するのではなく実際に歯科医院に行って相談することをおすすめします。

患者さんも歯科医も人間である以上、どうしても相性の問題がありますし、
医療設備やスタッフの対応などを含めた院内の雰囲気も大切ですからね。
実際に歯科医院に行ってカウンセリングを受けた上で、治療を受けるか受けないかを決断してください。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、矯正の認定医や専門医の意味についてまとめます。

1. 矯正治療を行うための資格 :歯科医師免許の所持で治療可能のため、歯科医ごとによる腕の差が激しい
2. 日本矯正歯科学会の認定医・専門医制度 :矯正治療のプロフェッショナルの育成を目的とした学会
3. 日本矯正歯科学会の認定医・専門医の在籍する歯科医院 :日本矯正歯科学会のWEBサイトで検索可能

これら3つのことから、矯正の認定医や専門医の意味について分かります。
日本矯正歯科学会の認定医・専門医の資格を取得している歯科医なら、
矯正治療においてのレベルの高さが証明されています。

こうした学会の資格の有無は、患者さんが歯科医の腕を見分ける上で役に立つでしょう。
また、矯正に限らず他の歯科治療においても同じ学会や資格制度が設けられており、
例えば歯周病治療やインプラント治療においても認定医・専門医の資格制度が存在します。

虫歯が進行すると根管治療が必要になると聞きましたが、どういう意味ですか [2019年05月01日]

虫歯が進行して、歯の神経が通っている歯髄にまで到達してしまうと、「根管治療」が必要になります。根管治療では、歯の神経を抜いて、歯髄腔の中をきれいにし、中に最終的な薬を詰めていきます。
今回は、歯の構造と虫歯の進行について解説し、根管治療が必要になるケースを確認した後、根管治療の内容について詳しく解説していきます。

歯の構造と虫歯の進行

最初に、歯の構造と虫歯の進行について確認していきましょう。

歯の構造

歯は、表面から順に、「エナメル質」「象牙質」という組織でできており、その下は「歯髄(しずい)」という神経や血管が通っている組織でなりたっています。歯根部分の表面は、「エナメル質」ではなく「セメント質」という組織でなっています。
歯の表面から始まった虫歯が徐々に深くまで進行し、「歯髄」にまで到達してしまうと。歯の根の治療「根管治療」が必要になります。

それぞれの特徴について解説します。

・エナメル質
歯の一番表面の組織で、人間の身体組織の中で最も硬いです。硬さはありますが、酸に弱いので、虫歯菌の出す酸で簡単に溶けてしまいます。
神経は通っていないので、エナメル質だけが傷ついても痛みは感じません。

・セメント質
歯根部の表面を覆っている組織です。歯根膜によって、歯槽骨(歯を支えている顎の骨)と結合しています。エナメル質と比べて柔らかく、手や足の骨などと同程度です。

・象牙質
エナメル質、セメント質の内側にある組織です。エナメル質より柔らかく、酸に溶けやすい組織です。象牙質の中には、象牙細管という細い管が通っており、象牙質表面側からの刺激を神経に歯髄(歯の神経)にまで伝える役割をしています。
そのため、象牙質にまで虫歯が進行すると、痛みを感じるようになってきます。

・歯髄
いわゆる「歯の神経」と言われる組織です。神経繊維のほかに、血管やリンパ管も通っています。虫歯が進行して、歯髄にまで達すると、神経組織に炎症が広がってしまうため、歯の神経を取る治療が必要になります。
歯の神経を取ってから、神経のあった部分の薬を詰めるまでの治療が、「根管治療」です。

虫歯の進行

では、虫歯はどのように進行していくのでしょうか。
歯科医院では、虫歯の進行度合いを「CO(シーオー)」から「C4」という言葉で表します。進行度合いが低い「CO」から順に解説していきます。

・CO(シーオー)
ごく初期の虫歯であり、要注意の歯のことを指します。まだ穴はあいていませんが、放っておくと穴があいて本格的な虫歯になってしまう可能性があります。
この時点できちんとケアすることができれば、虫歯になるのを防ぐことができます。

・C1
初期の虫歯で、エナメル質のみが虫歯になっている状態です。痛みはほとんどありません。
治療も、虫歯部分を削って、人工物で詰める、簡単な治療で済ませることができます。
この時点で虫歯に気がついて、早めに治療をすることで、歯にかかる負担を減らすことができます。

・C2
虫歯がエナメル質の下の象牙質にまで進んだ状態です。冷たいものがしみるなどの自覚症状が出るようになります。治療範囲も広くなり、麻酔を使った治療が必要になってきます。

・C3
虫歯が、歯の神経にまで及んだ状態です。冷たい水だけでなく、温かいもの次第に何もしなくてもズキズキと痛むようになります。ここまで進行すると、歯の神経を残しておくことはできません。神経を除去する「根管治療」を行います。

・C4
虫歯がさらに進行し、歯の上部はほとんどが破壊され、歯の根だけが残った状態です。この状態になると、神経が完全に死んでしまっていて、痛みを感じなくなっている場合もあります。死んだ神経に細菌が感染すると、組織が腐ったような悪臭を放つようになります。
根管治療をして、歯の根を残すことが可能な場合もありますが、根管治療をしても残せない場合は、抜歯となります。

根管治療とは

根管治療とはどのような治療なのか具体的に解説していきます。

根管治療は、神経まで虫歯が達してしまった場合に、歯の神経が通る管「根管」に対して行う治療です。細菌に感染した歯の神経を除去し、根管内部を無菌化させます。
繰り返し、根管内部の消毒を行い、根管内部が無菌化させた後、歯の神経のあった所に、ゴム質のガッタパーチャという薬剤を使って封鎖します。これを「根管充填」と言い、根管治療の最後に行います。

根管治療の難しさ

根管治療は、歯科治療の中でも難しい治療だと言われています。
歯の根の内部は、細かく複雑に入り組んでおり、肉眼で完全に確認することができません。歯科医師の勘と経験を頼りにせざるを得ない部分があり、失敗するリスクも少なからずあります。拡大鏡などを使った精密根管治療により、そのリスクを抑えることができます。
また、根管内に入り込んだ細菌を完全に除去できなかった場合には、せっかく治療をしても症状が再発してしまうことがあります。

できるだけ神経を残すことが大切!

歯の神経は、一度取ってしまうと元には戻せません。「失活歯」と言われ、神経活動が死んでしまった歯になります。
歯の神経を取ってしまうと、歯の神経組織だけでなく、歯髄腔内の血管やリンパ管も一緒に除去することになります。象牙質への栄養共有が遮断されるため、象牙質は硬くもろくなり、歯が割れやすくなります。また、歯が白い色から褐色へ変色していきます。
歯の神経を取ってしまえば、痛みは感じなくなりますが、歯の寿命はぐんと短くなってしまうのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。虫歯が進行して、歯の神経が通っている歯髄にまで到達してしまうと、「根管治療」が必要になります。
神経を抜き、根管内部を消毒し無菌化した後、最終的な詰め物を詰めていきます。歯の神経は一度抜いてしまったら、元には戻りません。歯が脆くなり、歯の寿命が短くなってしまいます。
根管治療が必要になるほど、虫歯が進行する前に、早めに虫歯治療をすることが大切です。

本人が見栄えを気にしないなら、いくら歯並びが悪くても矯正する必要はないですか? [2019年04月01日]

歯並びは見た目だけの問題ではありません。
歯並びが悪いと、虫歯や歯周病のリスクが増加や、顎関節機能に問題が起きるなど、歯やお口の健康に悪影響があります。それだけではありません。肩こりや頭痛など、全身の健康状態にも悪影響を及ぼす場合もあるのです。
ですから、歯並びが悪い場合には、見栄えが気にならなくても、歯やお口を生涯健康に保つために矯正治療はおすすめです。
今回は、歯並びが歯やお口にどのような影響があるのかについて、詳しく解説します。

見た目への影響

まず1番は、「見た目への影響」です。実際、「見た目を改善したい」という理由で、矯正治療を始める人が多いです。歯並びが悪いと、口元の印象が悪くなりがちです。矯正治療により、歯並びを整えると、口元の印象が良くなり、笑顔にも自信がもてるようになるでしょう。
悪い歯並びを改善することで、コンプレックスが解消され、精神的にも良い影響があります。

歯やお口の健康への影響

歯並びは見た目だけでなく、歯やお口の健康にも影響があります。歯並びが悪いと、虫歯や歯周病のリスクが高くなる場合や、顎関節症の原因になることがあります。

(1)虫歯リスク

歯並びや噛み合わせが悪いと、歯並びの凹凸部分に汚れが溜まりやすくなる他、自浄作用の低下により汚れが溜まりやすくなります。また、十分に歯を清掃できない事もあり、虫歯のリスクが高くなります。
自浄作用とは、唾液の循環と噛み合わせにより、お口の中の汚れを自然に洗い流そうとする作用の事を指します。

(2)歯周病リスク

虫歯リスクが高まるのと同様の理由で、汚れが溜まりやすく、清掃しにくい状態になるため、歯周病菌が繁殖しやすくなり、歯周病のリスクが高まります。
また噛み合わせが悪いと、一部の歯にばかり過度な負担がかかってしまうことがあります。そうすると、負担になっている歯は、歯周病が進行しやすい状態になるので、注意が必要です。

(3)顎関節症の原因になる

歯並びや噛み合わせが悪く、歪みがあると、顎関節に余計な負荷がかかってしまうことがあります。片方の顎関節ばかりに過剰な負荷がかかってしまうような状態が続くと、顎関節症の原因になる事があります。

(4)歯ぎしりや食いしばりの原因になる

特に奥歯の噛み合わせが悪いと、歯ぎしりや食いしばりの原因になります。歯ぎしりや食いしばりは、歯を摩耗させて痛めたり、顎関節に負荷がかかり顎関節症の原因になることがあります。

全身への影響

悪い歯並び・噛み合わせは、歯やお口だけでなく、全身の健康にも影響を与えます。肩こりや頭痛・めまいなどの症状がある場合、噛み合わせが影響している場合があります。
その他、全身の骨格に歪みを生じさせ、様々な全身の不調を招きます。

(1)顔や身体の骨格の歪み

歯並びや噛み合わせが歪んでいると、歪みをかばうために、顎や首・肩などの骨格にも歪みを生じます。歪みは全身に広がり、様々な身体の不調を招くことがあります。
また、歯並びや噛み合わせが歪んでいると、口の周りにある噛む筋肉などが偏って発達して
しまい、顔が歪んで見えるようになってしまうことがあります。

(2)肩こり・頭痛・めまいなど

肩こり・頭痛・めまいなどの、原因がはっきりしない身体の不調がある場合、歯並びや噛み合わせが原因になっていることがあります。必ずしも、歯並びや噛み合わせばかりが原因とか限りませんが、不調が続いている場合には影響も疑われます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。悪い歯並び・悪い噛み合わせは、お口や歯の健康・全身の健康に悪影響を与えます。見栄えが気にならないという場合でも、矯正治療を行い、歯並びを整えるのが望ましいです。
矯正治療は、乳歯から永久歯に生え変えわるくらいの時期から、始める事もあります。お子さん自信が矯正治療の必要性を理解する事はなかなか難しいでしょうから、保護者の方が、早めに矯正相談の予約をするなどして、歯並びを整える必要があるかどうかを判断していくのが良いでしょう。

最後に、歯並びが歯やお口・全身に与える影響についてまとめます。

<見た目への影響>
矯正を希望する方が最も気になる「見た目」を改善する事により、精神的にも良い影響が期待できます。

<歯やお口の健康への影響>
・悪い歯並びや噛み合わせは、虫歯や歯周病リスクを高める
汚れが溜まりやすく、清掃しにくいため、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

・歯ぎしりや食いしばり、顎関節症の原因となる
噛み合わせの歪みは、歯ぎしりや食いしばりの原因となり、顎に偏った負荷がかかると顎関節症の原因にもなります。

<全身の健康への影響>
・顔や身体の骨格の歪み、全身の不調
歯並びや噛み合わせが歪んでいると、歪みをかばうために、顎や首・肩・背中など、全身の骨格に歪みを生じます。それにより、肩こりや頭痛、めまいなどの全身の不調が現れる事があります。

なぜ銀歯は保険が適用されるのにセラミックは適用されないのですか? [2019年03月06日]

審美性を重視したセラミック治療は、保険が適用されないので、自費治療になります。なぜ銀歯は保険が適用されるのに、セラミックは適用されないのか?

今回は、歯科治療における健康保険適用の仕組みについて、銀歯とセラミックの場合を例に詳しく解説していきます。

保険診療でできる歯の治療

そもそも、保険制度とは、病気や怪我をした場合に、少ない自己負担で最低限の治療が受けられる制度です。歯の治療でも、虫歯や歯周病の治療、入れ歯の作製から外傷の治療まで、ほぼ全ての基本的な治療を保険診療で行うことができます。

ただし、保険診療で行う歯科治療の場合、治療方法や使用する歯科材料に制限があります。例えば、被せ物や詰め物の治療をする場合には、いわゆる「銀歯」と言われる金銀パラジウム合金などの金属が使われるのが一般的です。
その他、保険診療でできる歯の治療の例を挙げていきます。

<保険診療内の歯科治療例>

  • 小さな虫歯を削り、レジンやセメントで充填する治療
  • 虫歯を削り、金属の詰め物や被せ物を入れる
    前歯のみ、表側に歯の色に近いプラスチック材を貼り付けた被せ物が保険適応となります。
    歯を失った場合、両隣の歯を支えとして装着する連結した金属の「ブリッジ」も保険適応となります。
  • 入れ歯の作製
    保険内の入れ歯は、粘膜の上にのせる入れ歯のピンク色の部分「床(しょう)」と「人工歯」は、基本的にプラスチック(レジン)でできています。部分入れ歯の場合には、残っている歯に「クラスプ」という金属のバネを引っ掛けます。

保険外診療でできる歯の治療

保険外診療では、治療方法や使用する材料を自由に選択する事ができます。そのため、最先端の治療法や精密治療を行うことができ、審美性を重視した被せ物などを選択することができます。

保険診療内でできる治療は、あくまで最低限度の治療ですが、保険外診療では、希望するもっとも最適な治療法をご自分で選択する事ができるのです。

セラミックは、いわゆる「陶材」と言われる素材で、自然の歯に近い透明感と色調を再現できる歯科材料です。審美性が高く「見た目の美しさ」を兼ね備えているため、保険は適用されません。

保険外診療の歯科治療例をいくつか紹介していきます。

<保険外診療の歯科治療例>

  • セラミック治療
    セラミックの詰め物や被せ物の他、歯の表面に貼り付け色調を改善させる「ラミネートベニア」も行う事ができます。
    セラミックの被せ物は、いくつかの種類があり、金属で裏打ちされている強度が高いものから、全てがセラミックでできている審美性の高いものまで選択する事ができます。
  • 精密根管治療
  • ホワイトニング治療
  • 矯正治療
  • インプラント治療
  • 入れ歯治療
    保険外診療で入れ歯を製作する場合には、「床」部分が金属でできている「金属床義歯」や、マグネットで固定をする「マグネット義歯」など、様々な材料を使った入れ歯を作る事ができます。

銀歯のメリットとデメリット

保険が適用される銀歯は、安価で作製できるというメリットはありますが、デメリットも多く存在します。保険適用の銀歯のデメリットをまとめると次のようになります。

<銀歯のデメリット>

  • 金属の色が目立ってしまう
  • 金属アレルギーの原因になる
  • 二次カリエスのリスクが高い
    銀歯と接着するセメントは劣化しやすいため、経年により隙間ができ、二次的に虫歯になってしまう可能性が高くなります。
  • メタルタトゥーの原因になる
    金属イオンが、溶け出して、歯茎にメタルタトゥーと言われる着色を起こす事があります。

医療費控除を利用する方法

保険外診療は、治療費を全額自費で支払わなければならないので、保険適用の治療と比較して高額になります。しかし、「医療費控除」という制度を利用すれば、一部の医療費が戻って来ます。医療費控除について簡単に解説します。

医療費控除とは

家計を共にする家族の医療費の合計が10万円を超えた場合、申請すれば、一定の所得控除を受ける事ができる制度です。税金の一部が戻ってきます。

歯科治療では、保険内診療で支払った医療費だけでなく、セラミックを使った治療やインプラント治療などの保険外診療費用も医療費控除の対象となります。
ホワイトニング治療は、審美性を高める事を目的としている場合には、対象になりませんが、矯正治療の場合は、身体の構造や機能を更正する事を目的としている場合には、対象となる場合がありますので、担当歯科医師に確認するようにしましょう。

まとめ

銀歯は保険が適用されるのに、セラミックは適用されないのか?という点について解説していきましたがいかがでしたでしょうか。

そもそも、保険制度とは、病気や怪我をした場合に、少ない自己負担で最低限の治療が受けられる制度なので、審美性を重視したセラミック治療は保険が適用されないのです。

虫歯や歯周病の治療、入れ歯の作製など、ほとんどの歯科治療に保険が適用されますが、保険内診療では、治療法や使用する材料に制限が出てしまいます。

最先端の治療法や精密治療・審美性を重視した治療を希望する場合には、保険外診療で治療を行なっていきます

インプラント治療は歯科医院選びが大切と聞きました。何を基準に選べばいいのですか? [2019年02月08日]

インプラントを初めて希望する方は、「どこの歯科医院で治療を受けたらいいの?」と迷ってしまうことが多いでしょう。インプラントは、外科手術を伴う治療です。安心して、インプラント治療受けるためには、歯科医院選びは大切なポイントです。今回は、インプラント治療を受ける歯科医院の選び方のポイントを解説します。

インプラント治療の実績が十分である

インプラント治療は、以前よりも一般的な治療になり、施術ができる歯科医院が増えています。しかし、「インプラント治療」を診療科目にあげている全ての歯科医院が、多くの実績をこなしているわけではありません。
インプラントの治療実績が多い方が、様々なケースを対応しているので、安心して任せる事ができます。
歯科医院のホームページを参考にしたり、歯科医院で直接インプラント相談を受けて、詳しい説明を聞いてみるのが良いでしょう。
歯科医院のインプラント相談を受ける時には、次の点にも着目してみましょう。

納得いくまで説明をしてくれる

患者さんのお口の状態は、人それぞれ違います。ですから、インプラントの治療も全ての人が同じにはなりません。納得がいくまで、十分に説明をしてくれる、歯科医院を選びましょう。
また、歯科医師も患者さんも人間ですから、相性もあるでしょう。自分にとって「相談しやすい」「話しやすい」というのも大切です。

インプラント治療に長けた歯科医師が所属している

インプラントの治療技術が高いどうかは、なかなか患者さんからは把握しづらい問題です。インプラント認定医や指導医がいるかどうか、またインプラントの勉強会に参加しているかどうかなどは、ホームページをみるとわかりますので、参考にするのも良いでしょう。

インプラントの治療設備が整っている

インプラント治療は外科手術を伴います。安心して受けられる設備が整っていることも重要です。「CTスキャン装置」「専用のオペルーム」がある方が安心でしょう。

CTスキャン装置を導入している

インプラント施術前は、CTスキャンで顎の骨の状況をしっかりと診断することが大切です。通常のレントゲン写真でも、顎の骨の状態をみることはできますが、CTスキャンと比べると、得られる情報ははるかに少なくなります。
CTスキャンによって、顎の骨の形や厚み、神経の通っている場所、骨密度などの情報を詳しくチェックすることで、インプラント治療の失敗を防ぎます。
できるだけ、CTスキャン装置が導入されている歯科医院を選ぶようにし、導入されていない場合には、他歯科医院と連携している場合もあるので、確認するようにしましょう。

専用のオペルームが完備されている

外科治療専用の部屋が完備されていると、なお良いです。
インプラント治療は、患部の感染を防ぐため、衛生管理が重要になります。オペルームが完備されて、徹底された衛生管理がされていれば、安心して施術を受けることができます。

施術後の保証制度やアフターケアが充実している

インプラント治療は、インプラントが入ったら、それで終わりではありません。長く使い続けるためには、施術後の保証制度やアフターケアが充実していることが大切です。

保証制度

インプラント治療がうまくいかず、短い期間で破損してしまった場合や、脱落してしまった場合、保証が受けられる場合があります。インプラント自体にメーカー保証が付いていることが多いですが、それに加えて、歯科医院独自の保証制度を設けている場合があります。
保証制度が充実している歯科医院を選ぶのもポイントの一つです。

アフターケア

インプラント施術後は、しっかりと定期的に歯科医院を受診し、アフターケアを受けることが大切です。きちんとアフターケアの案内をしてくれる歯科医院を選びましょう。
なお、保証制度を利用する場合には、アフターケアをきちんと受けていることが条件になっていることがほとんどです。
アフターケアは、施術後ずっと行っていくことです。天然の歯の場合に定期検診が必要なのと同じです。特にインプラントの場合は、歯周病菌の感染による「インプラント周囲炎」に注意しなくてはなりません。
「通い続けられる歯科医院」を必ず選びましょう。
いくら評判が良いからといって、自宅から遠く、通いにくい歯科医院では、この先不便を感じることになってしまいます。

まとめ

最後に、インプラント治療を受ける場合の歯科医院選びのポイントをまとめたいと思います。
・納得いくまで説明してくれる
・インプラント治療に長けた歯科医師が所属している
歯科医師との相性も大切です。自分にとって、話しやすい・相談しやすい歯科医師である事も大切なポイントです。

・CTスキャン装置を導入している
・専用のオペルームが完備されている
CTスキャン装置を導入していない場合には、設備がある他歯科医院と連携しているかを確認しましょう。

・施術後の保証制度やアフターケアが充実している
アフターケアを受けるために長期的に通いやすい歯科医院であることも大切です。

これらのポイントを参考に、安心してインプラント治療が受けられる歯科医院を選びましょう。

なぜインプラント治療後も定期的に通院する必要があるのですか? [2019年01月08日]

インプラント治療後は、インプラントを長期的に使用していくために、定期的に通院する必要があります。インプラント周囲組織の健康を保つため、またインプラントの不具合に早く気がつき対処するため、というのが大きな理由です。今回は、インプラント治療後、定期的に通院が必要な理由について詳しく解説します。

インプラントを入れた後はメンテナンスが大切!

インプラントが入ると、歯が元に戻ったように感じる事があるかもしれませんが、治療が完全に終わった訳ではありません。インプラントを入れた後は、定期的に通院し、メンテナンスを受ける必要があります。インプラントを希望する方から「インプラントは一生もつのか?」というような質問を受けることがあります。インプラントが長持ちするかどうかは、治療後のメンテナンスにかかっています。天然の歯と同じように、定期的に受診し、お口の中のチェックやクリーニングを受ける事が歯を長持ちさせるために大切なのです。

インプラント周囲炎を予防

メンテナンスは、「インプラント周囲炎」の予防になります。インプラント周囲炎とは、インプラント周囲に起こるいわば「歯周病」です。インプラント周囲の組織に歯周病菌が感染して発症します。進行するとインプラント周囲の歯槽骨の破壊が進み、最悪の場合には、インプラントが脱落してしまいます。天然の歯に起こる歯周病と異なり、インプラント周囲炎は進行が早いので注意が必要です。

インプラント周囲炎を予防するためには、歯科医院で定期的にクリーニングなどのケアを行う事、自宅で丁寧な歯ブラシなどのケアを行う事が大切です。

インプラントの不具合を早期発見

インプラントは、入れた直後はぴったりと合っていても、使っているうちに「噛み合わせが合わない」「人工歯のネジが緩む」などの不具合が出てくる事があります。インプラントに負荷がかかっている状態が続くと、少しずつインプラントの寿命を縮めてしまう事にもなりかねません。メンテナンスを受ける事で、自分では気がつかないインプラントの不具合にいち早く気がつき、早めに対処する事ができます。

インプラントの保証のため

インプラントは、破損などに対して、メーカー保証や歯科医院独自の保証が付いている事があります。保証の内容は制度により多少異なりますが、多くの場合、保証を受けられる条件として、「定期的にメンテナンスを受けている」という項目が含まれています。治療後は、しっかりとメンテナンスを受けて、保証を受けられる状態にしておきたいものです。

メンテナンスの内容

メンテナンスで行う事・費用・通院頻度について解説します。

メンテナンスで行う事

・口の中の状態のチェック
インプラントを含め、お口の中全体をチェックします。インプラントの破損やネジの緩みは無いか、周囲の粘膜に炎症は起きていないかを確認します。天然歯部分は、虫歯や歯周病が無いかチェックを行います。インプラントを維持するためには、お口の中全体の健康を維持する事が大切なのです。

また、噛み合わせのチェックを行い、必要であれば、噛み合わせの調整を行います。噛み合わせは変化します。インプラントを入れた時には、噛み合わせが合っていても、徐々に変化して、歪んでいる事があります。

・レントゲン検査
インプラントを支える骨の状態や、残っている歯の状態をチェックします。お口の中の状況によっては、CT撮影で確認をした方が良い場合もあります。

・クリーニング
自分で行う毎日の歯磨きだけでは、どうしても磨き残しができてしまうものです。専用の機械・器具を使って、インプラントや天然歯を丁寧にクリーニングします。定期的にクリーニングを行う事で、インプラント周囲炎の予防、天然歯の虫歯や歯周病の予防になります。

・ブラッシング指導
普段の歯磨きで、効率的に汚れを除去できるように、一人ひとりに合った歯磨き方法の指導を行います。定期的に歯科医院でケアをする事は大切ですが、同じように毎日の自宅でのケアも大切です。

費用

インプラントのメンテナンスは、保険が適用になりません。自費治療の費用は歯科医院によって異なります。相場は3000円〜1万円程度です。

通院頻度

通常、1年に2回〜3回程度の通院になります。ただし、患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせて、頻度は異なってきます。インプラントを入れたばかりの時や、炎症の経過をみている時は、通院頻度が多くなる場合があります。

まとめ

インプラント治療後は、インプラントを長く使い続けるために、定期的にメンテナンスを受けるために通院する必要があります。最後にメンテナンスの意味・内容をまとめます。

メンテナンスには、主に次の3つの意味があります。・インプラント周囲炎を予防
・インプラントの不具合を早期発見
・インプラントの保証のため

メンテナンスでは次の内容が行われます。・口の中の状態のチェック
・レントゲン検査
・クリーニング
・ブラッシング指導

メンテナンスの費用・通院頻度
費用:自費で3000円〜1万円程度
通院頻度:年に2回〜3回

インプラント治療後は、必ず定期的に通院し、メンテナンスを受けるようにしましょう。

インプラントの構造がどうなっているのか知りたいです [2018年12月15日]

インプラントとは、歯を失った場合に、顎骨に人工の歯根を埋め込み、歯の機能を回復する治療方法です。天然の歯のような使用感が魅力です。
今回は「インプラント」の構造について、詳しく解説していきます。

インプラントの構造

インプラントは、大きく分けて「インプラント体」「上部構造」「アバットメント(支台)」の3つのパーツに分かれています。

インプラント体

顎骨の中に埋め込まれる人工歯根部分です。「フィクスチャー」とも言われます。生体親和性の高いチタンまたはチタン合金でできています。他分野では、人工関節やペースメーカーにも使用される金属で、長期間体内に存在していても安全です。
ネジのような形状をしており、直径3〜5mm、長さ6〜18 mmです。

上部構造

歯ぐきから上に出ている、人工歯の部分です。
人工歯の材質は、セラミック・プラスチック・ハイブリッドセラミック・金合金・ジルコニアなど、様々なものがあります。審美性や強度など希望に合ったものを選択できます。

アバットメント(支台)

アバットメントとは、ネジ式になっており、インプラント体と上部構造を連結させるパーツです。ただ単に、連結させるだけでなく、噛む力や方向の補正をし、インプラント体や上部構造を保護する役割も担っています。

インプラントの種類

現在、日本では様々なメーカーから、20種類以上のインプラントが販売されています。種類によって、インプラントのタイプや形状に若干の違いが見られます。いくつかの種類を例に紹介します。

ワンピースタイプとツーピースタイプ(インプラント体とアバットメント)

インプラントには、インプラント体とアバットメントが一体化した「ワンピースタイプ」とインプラント体に後からアバットメントを連結する「ツーピースタイプ」があります。それぞれメリットとデメリットがあります。

・ワンピースタイプのメリットとデメリット
手術回数が少なくて済むので、身体への負担が少なくて済みます。また、パーツが少ない分、費用が若干安くなるというメリットがあります。
一方で、デメリットも存在します。インプラントを埋め込んだ方向により、人工歯の形態が限られてしまう他、トラブルが発生した時には、インプラント全体を撤去しなくてはならないというリスクがあります。また、顎の骨の厚みによっては適用できない場合があります。

・ツーピースタイプのメリットとデメリット
ほとんどの人に利用できる方法で、アバットメントや人工歯の選択肢が広いのがメリットです。また、アバットメントを介しているため、強い衝撃を受けた時にインプラント体にかかる負担が少なくなります。
一方で、手術回数が多く身体への負担や費用負担が大きい、ネジが緩むリスクがある、というデメリットがあります。

スクリュータイプとシリンダータイプ(インプラント体)

インプラント体の形状は、ネジ式になった「スクリュータイプ」と、円筒状になった「シリンダータイプ」があります。一般的なインプラントでは「スクリュータイプ」が主流となっています。「スクリュータイプ」の方が、顎骨と接触する面積が広くなるため、よりしっかりと骨への固定を得られやすくなります。

インプラント体の表面処理

骨への結合をより早く、強くするために、メーカーによりインプラント体に様々な表面処理を行っています。表面処理の方法・形状は様々で、ブラスト処理・酸処理・酸化処理・機械研磨処理などを組み合わせて行われています。

インプラントと骨との結合の仕組み

インプラント体と天然歯では、周囲骨との結合の仕組みが異なります。

天然歯は、「歯根膜(しこんまく)」という組織を介して、歯根と骨が結合しています。歯根膜は、噛んだ時にかかる圧力を感知し、噛む力をコントロールします。歯に加わる過剰な力を和らげて、骨や顎にダメージが及ばないようにしています。
一方、インプラントは、周囲に歯根膜という組織がありません。インプラント体が直接、顎の骨と結合しています。そのため、力がダイレクトに加わってしまいます。噛み合わせに問題がある場合や、歯ぎしりなどの癖がある場合には、慎重な治療が必要です。

インプラント体がしっかりと骨と結合し、骨や顎に過剰な負担がかからないようにするために、様々な構造のインプラントが考案され、販売されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。最後にインプラントの構造についてまとめます。

【インプラント構造 3つのパーツ・パーツの種類】
・インプラント体
フィクスチャーとも言われる「人工歯根」部分です。生体親和性の高いチタンまたはチタン合金でできています。
インプラント体の形状は、ネジ式になった「スクリュータイプ」と、円筒状になった「シリンダータイプ」があります。現在では、「スクリュータイプ」が一般的です。
インプラント体が、より早く強固に骨と結合するために、メーカーによりインプラント体には様々な表面処理がなされています。

・上部構造
歯ぐきから上の「人工歯」部分です。材質は、セラミック・プラスチック・ハイブリッドセラミック・金合金・ジルコニアなどがあります。

・アバットメント(支台)
インプラント体と上部構造を連結させるネジ式のパーツです。
インプラント体に後からアバットメントを連結する「ツーピースタイプ」と、最初から一体化した「ワンピースタイプ」があります。

インプラントは主に3つパーツからなっていますが、パーツには様々な種類があります。メリットやデメリットを考慮した上で、ご自分のお口に合ったものを、歯科医師と一緒に選択していきましょう。

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